紹介
➀ 『だれでも解ける過去問題集』の続編!
弊社がすでに刊行している『だれでも解ける過去問題集』では、本試験問題を論点ごとに分解して解く「ヨコ解き」で各論点を得意とすることを目的としています。
『講師が選んだ過去問題集』は、ヨコ解きにより各論点を解けるようになった方が、タテ解きで総合問題をそのまま解いて総合問題特有の解き方を身に付けることを目的としています。
そのため、本書は『だれでも解ける過去問題集』のタテ解きバーションとしての位置付けになります。
② 講師が選んだ良問を集中的に解くことで得点力がアップ!!
過去の本試験問題には、できなくても合格できる埋没問題と、必ず解かなければいけない問題が混在しています。独学で学習されていると、どうしても難しい埋没問題ばかりに目がいき、学習の方向性をまちがってしまいがちになります。そこで、過去の本試験問題から講師が選びぬいた良問を解くことで、本試験での得点力アップにつながります。
③ 税理士・会計士の過去の本試験問題も収載!!!
同じ論点でも出題の切り口はさまざまです。過去の本試験問題は解けるようになったけど、本試験になるとうまくいかないという方は非常に多いです。
そこで、税理士試験の簿記論・財務諸表論と、公認会計士試験の財務会計論・管理会計論の本試験問題を、1級を学習されている方にも解けるように改題しました。これを解くことで、より多くの出題パターンに対応できるようになります!!!
④ 旧版(2020年度版)からの改訂点
本試験の出題傾向を考慮して、2020年度に行われた最新問題を含めた中から収載する問題を選びなおし、また公認会計士試験の問題も一部を入れ替えました!
目次
刊行に寄せて
目次
本書の特長
学習の進め方
日商簿記1級のプロフィール
本試験の出題傾向
第1部重要問題タテ解き!編
商業簿記・会計学対策
第1回(商簿:143回会計:143回他)
第2回(商簿:150回会計:150回)
第3回(商簿:152回会計:152回)
第4回(商簿:156回会計:156回)
第5回(商簿:147回会計:147回他)
第6回(商簿:131回会計:131回他)
第7回(商簿:149回会計:149回)
第8回(商簿:153回会計:153回)
工業簿記・原価計算対策
第1回(工簿:107回原計:101回)
第2回(工簿:143回原計:143回)
第3回(工簿:128回原計: 77回)
第4回(工簿: 98回原計:111回)
第5回(工簿:147回原計: 98回)
第6回(工簿:149回原計:147回)
第7回(工簿:150回原計:152回)
第8回(工簿:153回原計:153回)
第2部税理士・会計士!編
第1回税理士財務諸表論2018年
第2回税理士簿記論2018年
第3回会計士財務会計論2018年
第4回会計士財務会計論2008年
第5回会計士財務会計論2009年
別冊
第1部答案用紙
第2部答案用紙
前書きなど
日商簿記1級講師が選んだ過去問題集刊行に寄せて
日商簿記1級の過去問題には、ほんとうに様々な出題があります。
簿記の最高峰の試験ですから、出題内容が様々なのは当然ですが、それよりも出題されるレベルが様々なのです。
「絶対にミスしてはいけない」3級の基礎的な内容から、「誰が時間内に解けるんだろう?」と思わずにはいられない0級(1級の上(笑))レベルの問題に至るまで、ほんとうに様々なレベルの問題が出題されています。
その中で、時間内に合格点を取るには、どういう練習をするべきなのか。
0級問題を気にして追い掛け回すのは、最悪の選択です。そんな問題、次に出やしません(多分)。
良策は、過去問題の中で、普通から少し難し目の問題を選択し、時間を計って、繰り返し解くことです。さらに理想を言えば、同じ内容でも少し切り口が異なる問題まで解いておければ「この問題なら解ける」ではなく、「確たる力」にしていけます。
ここまで来ればもう、運の世界ではなく、確実な合格を得ることができるようになるでしょう。
本書『講師が選んだ過去問題集』では、数ある過去問題の中から、「受験生のみなさんが解いて、力になる問題」をネットスクールの講師陣が選択し、さらに税理士や公認会計士の試験問題をベースにした「切り口が異なる問題」までを収載しました。
これで、1級合格への道は敷かれました。
あとは、みなさんが額に汗、いや脳みそから汗を流して、頑張って解き進めていくだけです。
さあ、“日商簿記1級合格!” という栄冠に向けて、走り出しましょう!
ネットスクール株式会社日商簿記1級講師陣
2021年度対策への改訂にあたり
第1部重要問題タテ解き!編について、本試験の出題傾向を考慮して、2020年度に行われた最新問題を含めた中から収載する問題を1回分選びなおしました。第2部税理士・会計士!編については、管理会計論の小問2問を削除し、財務会計論の大問を1問追加しました。