目次
■努力篇
第1部 努力の源泉を作る
1 努力し続ける精神的頑強さ
2 研究者としての誇り
3 凡人であることの認識
4 このままではダメだという危機感
5 目標の設定
6 それでも研究者になりますか
第2部 継続する努力
1 努力を習慣化する
2 無駄な時間をなくす
3 ノルマを設定する
4 大いに自慢する
5 ライバル
第3部 すべきことをする努力
1 研究と仕事を分ける
2 複数の研究を同時に進行する
3 優先順位を付ける
4 時間を常に確保しておく
5 どうしてもやる気が出ないとき
6 研究者になることをあきらめる
第4部 やってはならないこと
1 自称研究者を真似る
2 言い訳をする
3 自称研究者に研究意欲を削がれる
4 手遊びをする
5 中断したまま放置する
■執筆篇
第1部 テクニカル・ライティング
1 誰のために,何のために書くのか
2 読み手のために
3 結論・全体像から細部へ
4 ワン・パラグラフ,ワン・トピック
5 ワン・センテンス,ワン・ポイント
6 正確で明瞭な文章
7 無用な文章を削除する
8 文章の組み立て
9 推敲とトレーニング
第2部 論文の書き方
1 論文執筆のルール
2 執筆時の具体的な疑問に答える
3 英文を書く方法
4 文献収集と文献管理
第3部 投稿の仕方
1 研究者識別コードの獲得
2 英文校閲
3 投稿規程と提出ファイル
4 投稿先の選び方
■査読篇
第1部 査読に耐える精神的頑強さ
1 査読者とのやりとりはつらい作業
2 査読に耐える精神的頑強さ
第2部 査読を受け取ったら
1 修正再審査の場合
2 不採択の場合
3 採択された場合
第3部 修正のためのスキル
1 修正のための心がまえ
2 すべてのコメントに対して積極的に修正する
3 わかりやすく簡潔な返信を
4 コメントの対応順序
5 「困難コメント」への対応の仕方
6 査読コメントに対する返信を英語で書く
7 研究者に相談する
8 はやる気持ちを抑える
9 誤った対応の仕方
第4部 査読の視点
1 編集委員長の視点
2 査読者の視点
3 査読に対する誤解
■倫理篇
第1部 研究活動の不正
1 不正行為
2 不適切行為
3 疑わしい研究行為
第2部 倫理申請と倫理規程
1 臨床試験登録システム
2 事前登録プラットフォーム
3 IRB
4 倫理規程
第3部 不正をしたらどうなるか
1 不正の発覚
2 不正に対する対応
3 撤回
4 研究者からの信用
■研究篇
第1部 研究者への道
1 この研究者に哲学を
2 この研究者に研究動機を
3 この研究者に研究テーマを
4 この研究者に信用を
5 この研究者に評価を
6 この研究者に新たな挑戦を
第2部 研究助成金
1 研究費に対する誤った考え方
2 科学研究費助成金
3 研究助成金の出所
第3部 論文の広報活動
1 セルフアーカイブ
2 ResearchGate
3 Kudos
4 ソーシャルメディアの利用上の注意
【コラム】
<努力篇>
1 本書のターゲット雑誌
2 初学者の助言には注意
3 殺してもいい国
4 私の努力
5 研究者のよくある日常
6 学会や研究会は必要か
7 妖精が論文を書く
8 株式療法
9 大学やめたらいいんじゃない
10 論文指導をしてくれない理由
<執筆篇>
11 論文の種別
12 国際誌に簡単に掲載できる
13 ルールは正しいわけではない
14 最低限の語学力で十分
15 とにかく書き始めましょう
16 国内誌との決別
17 論文は無料で入手できる:Sci-Hub
18 論文は無料で入手できる:Unpaywall とKopernio
19 論文は無料で入手できる:ResearchGate とPubMed
20 インパクト・ファクター
21 主要なオープンアクセス誌と出版社
22 プレプリント
23 ハゲタカ雑誌のデメリット
24 ハゲタカ雑誌の見分け方
25 ハゲタカ論文の話:その1
26 ハゲタカ論文の話:その2
27 ハゲタカ雑誌やハゲタカ学会からの勧誘
<査読篇>
28 「才能がない」という思い
29 論文が採択されたあとの注意
30 英語が不器用だというコメントへの対応
31 査読の結果に驚くことはない
32 追加の実験や分析を求められたら
33 査読者の誤解と改悪の提案
34 矛盾する査読者同士のコメント
35 納得するしかない査読
36 採択意思のないコメントへの対応
37 査読者自身の論文を引用する指示
38 コメントに反論する
39 コメントに言い訳をする
40 国内誌の査読との違い
41 日本人を対象にした研究
42 しつこく問い合わせをすると
<倫理篇>
43 学会発表の投稿は二重投稿になる
44 ギフトオーサー
45 無断使用
46 データジャーナルとデータの共有化
47 透明性と再現性のためのガイドライン:その1
48 透明性と再現性のためのガイドライン:その2
<研究篇>
49 妬まれること
50 慢心
51 小さな世界に適応するな
52 老いとの戦い