目次
巻頭言 安西祐一郎 刊行にあたって 小林良彰第1章 はじめに Ⅰ 研究の目的 Ⅱ 分析方法 Ⅲ 本書の構成第2章 社会ネットワークと集合行為のロジック Ⅰ はじめに:集団行為のジレンマ Ⅱ 日常生活を基盤とする集合行為のロジック Ⅲ 集合行為の組織化戦略 Ⅳ 組織化された集合行為の資源 Ⅴ おわりに第1部 ミクロレベルからマクロレベルへの分析 第3章 相互信頼システムとしての参加型の相互扶助組織 Ⅰ はじめに Ⅱ ソーシャルキャピタル、資源交換システム、信頼 Ⅲ 相互信頼システムの形成過程 Ⅳ 考察と結論 第4章 協同組合型NPOと制度変化の経路依存性 Ⅰ はじめに Ⅱ 制度変化の理論 Ⅲ 利益集団的な市民社会とオルタナティブ市民社会の制度 Ⅳ 生活クラブの制度変化と経路依存性 Ⅴ 適応効率的な経路依存 Ⅵ 組織フィールドの適応的効率性と地域協同組合社会 Ⅶ おわりに:マネージメントからメンバーシップへ第2部 マクロレベルからミクロレベルへの分析 第5章 政治参加における協力類型と政治的特性 Ⅰ はじめに Ⅱ ステップ・レベル型の公共財問題と協力類型 Ⅲ 分析デザイン Ⅳ ボランタリーな組織と政治活動における協力類型 Ⅴ おわりに 第6章 不満、協力規範、そして合理的選択 Ⅰ はじめに Ⅱ 理論的問題提起 Ⅲ 決定フレームに関する分析モデル Ⅳ 神奈川生活クラブのネットワークの形態的特徴 Ⅴ NPO加入の政治的動員効果に関する総合モデル Ⅵ 研究デザイン Ⅶ 分析結果 Ⅷ おわりに 第7章 不満、表現的な選択的便益、そして合理的選択 Ⅰ 研究目的 Ⅱ 参加の期待効用はどのように計算されるのか Ⅲ 作業仮説 Ⅳ 分析手法 Ⅴ 分析結果 Ⅵ おわりに第8章 結論 Ⅰ 要約と理論的知見 Ⅱ 生活クラブからのメッセージ Ⅲ 今後の課題参考文献あとがき索引