伝クセノポン「アテーナイ人の国制」の研究

真下英信（著）

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詳しい情報

読み: デンクセノポンアテーナイジンノコクセイノケンキュウ

出版社: 慶應義塾大学出版会(2001-02-01)

単行本: 358 ページ

ISBN-10: 4766408373 ISBN-13: 9784766408379 [この本のウィジェットを作る]

NDC(9): 231.3

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紹介

ソクラテスの弟子クセノポン作として伝わる『アテーナイ人の国制』の我が国初の研究書。「民主制に皮肉な眼差しを向ける書」を第一部では平易かつ逐語的に翻訳し、丁寧な注を付す。第２部ではこの書を多面的に検証し、古典期ギリシアの代表的都市国家アテーナイの実像と現代に通じる民主制の特質を解明する。

序言文献略語表第１部　テキスト，翻訳　訳注第２部　第１章　『アテーナイ人の国制』の作者について　第２章　『アテーナイ人の国制』の制作年代　第３章　『アテーナイ人の国制』にみられるポリス市民像　第４章　犠牲にみられるポリス社会の特性　第５章　寡頭主義者の民主制批判　第６章　議案提案者と票決者からみたアテーナイの民主制の実態　第７章　前5世紀アテーナイの民主制と賄賂　第８章　『アテーナイ人の国制』の政治思想史的考察　第９章　民主制と自由，平等　第10章　前5世紀アテーナイの奴隷の風采　補論文献リスト索引

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