目次
訓点資料として見た漢文文献の諸相
訓読と翻訳
古語拾遺の古訓点について
蘇磨呼童子請問経における注釈と訓読
尚書正義との関係から見た古文尚書平安中期点の問題
金剛寺一切経の古訓点本
辞書と材料
高山寺蔵新訳華厳経音義と宮内庁書陵部蔵宋版華厳経
高野山性厳房宥快の講説とその聞書類について
僧侶の書記用漢字
中世における「心身不調」表現の諸相
「すまひ(住)」用字考
あらすじ過去と別人格
新漢語の産出と近代漢文訓読
文字番号および部首番号の起源と応用
標準語形使用率と鉄道距離重心
談話における発話の相互関係とまとまり
受身文の動作主マーカーについて
日本文学(古典)の精神病理学
明治前期における中日漢詩文の交流
敦煌写本の書誌学的研究
唐代楷書字体研究に果たした敦煌出土スタイン三八八番写本の役割
「無」・「无」字の問題系
ロシア所蔵ウイグル文「金剛般若経」断片一葉について
敦煌石窟におけるペン描き壁画
敦煌文献によって展開された六朝隋唐注釈学
敦煌写本真偽弁別示例
敦煌仏経の50巻本『華厳経』を探して
日本の敦煌文学研究の成果と方法の考察
閻崇[キョ]『敦煌変文詞語匯釈』の検討および補
《遊仙窟》俗語詞訓釈
韻律と附加式二音節語の形成についての試論
敦煌学への自然科学的分析の導入
『大宋重修広韻』における掲出字と注内異体字との関わり
日本書紀における中国口語起源漢語の受容
『源氏物語』における儒家思想
訓点資料として見た「長恨歌伝」「長恨歌」の訓読に関する一考察
バレト著「葡羅辞書」のキリシタン語学に於ける意義
キリシタン版前期国字版本の平仮名活字について
酒田市立光丘文庫所蔵慶応四年「土人共江申渡書」のアイヌ語について
英和兵語辞書について
『飲氷室合集』にある日本借用語の性格
広辞苑の漢字
『大漢語林』における漢字の一番目の意味記述に関する一考察
「どうせ」の用法の分析
日本語の主題文の形成原理と情報構造
慣用句の翻訳による意味伝達の問題について
日韓推量表現形式の対応関係分析
「言語接触」の観点から見た日本語と朝鮮語
韓国漢字の表音字と表意字
韓国の口訣
漢字・漢文の韓国的受容
周本『華厳経』巻第六における点吐の重複表記と符号
『瑜伽師地論』点吐口訣に関する一考察
韓国の角筆符合口訣と日本の訓点において存する華厳経の不読字について
16世紀韓日両国の論語理解