目次
齊地の思想文化の形成 『後漢書』東夷傳を通して見た殷周時代の「東夷」 太公望の齊國封建 周公の魯國封建と東征 東夷文化から齊文化へ 考古學から見た齊・魯文化中の東夷文化要素 『左傳』に見える齊とその周邊古國 『管子』に見える齊とその周邊古國 秦漢時代における齊文化觀 齊地の現實主義思考
齊地の思想文化の展開 太公望が殷攻略に凝らした戦略 太公望と『逸周書』 齊地兵法思想の漢代への影響 「權」と應變思想 『淮南子』人間訓を通して見た縱横家思想 漢代縱横家と齊地の思想 管子學派の聖人宰相論 前期管子學派の法思想 後期管子學派の法思想 今本『老子』の形成と管子學派 勢篇に見る黄老思想の分析 正篇に見る黄老思想の分析 晏子とその時代 『晏子春秋』の述作者とその成書年代 晏子の思想とその思想史的位置 銀雀山漢墓竹簡『晏子』の資料的價値について 「大一統」思想の展開 天下統一の機運と「偃兵」「義兵」論爭