紹介
さまざまな学問において研究対象とされてきた感覚や知覚,感性の問題。心理学的側面から,生活の中での安全性や快適性,日用品や食品,またアートやエンターテインメント,さらには障害者の感覚機能の支援や加齢変化への適応的対応など,幅広い研究成果を紹介。種々の仕事に関して実践的に活用されている知見を詳説する。
◆◆◆主なもくじ◆◆◆
第1章 感覚・知覚心理学へのいざない
第2章 視覚心理学とロービジョン
◎現場の声1 感覚・知覚心理学をロービジョンサービスでいかす
第3章 錯視と仕事
◎現場の声2 トリックアート:心理学の参加型アートへの活用
第4章 聴覚と難聴
◎現場の声3 言語聴覚士によるコミュニケーション障害へのサポート
第5章 触/身体感覚とデザイン
◎現場の声4 フェイシャルエステ:触/身体感覚の最前線
第6章 嗅覚と化粧品
◎現場の声5 香りを創造するパフューマー
第7章 味覚と食
◎現場の声6 食品の官能評価と心理学
◎現場の声7 「文系」で心理学を学んだ私のキャリアパス
第8章 自己移動感覚とVR
◎現場の声8 ベクションの快感,美術作家としての個人的な体験から
第9章 感性と魅力的デザイン
◎現場の声9 感性に響く化粧品づくり
付録 さらに勉強するための推薦図書
◆◆◆シリーズ心理学と仕事 全20巻 ラインナップ紹介◆◆◆
1感覚・知覚心理学/2神経・生理心理学/3認知心理学/4学習心理学/
5発達心理学/6高齢者心理学/7教育・学校心理学/8臨床心理学/
9知能・性格心理学/10社会心理学/11産業・組織心理学/12健康心理学/
13スポーツ心理学/14福祉心理学/15障害者心理学/16司法・犯罪心理学/
17環境心理学/18交通心理学/19音響・音楽心理学/20ICT・情報行動心理学
心理学を活かした仕事を目指す高校生・大学生・社会人,そして,
進路指導や心理学教育に携わる教育関係者に向けて,多彩な心理学ワールドを紹介。
実際に働く人々の「現場の声」も交えながら,シリーズ総勢 300名以上の執筆陣が,
心理学の今を伝える。
心理学って面白そう! どんな仕事で活かされている?
国家資格として「公認心理師」が定められ,
心理学と仕事とのつながりに関心が高まる中,シリーズ[全20巻]刊行開始!
目次
目 次
監修のことば
はじめに
第1章 感覚・知覚心理学へのいざない
1節 感覚・知覚心理学とは何か:その背景と心理物理学的アプローチの始まり
2節 感覚・知覚心理学が貢献した心理学の基礎的理論
3節 感覚・知覚心理学が扱うテーマ
4節 感覚・知覚心理学における代表的手法と測定法
5節 感覚・知覚心理学の裾野の広い応用可能性
第2章 視覚心理学とロービジョン
1節 視覚と弱視について
2節 ロービジョンサービスの現場と感覚・知覚心理学の関係
◎現場の声1 感覚・知覚心理学をロービジョンサービスでいかす
第3章 錯視と仕事
1節 錯視のデザイン
2節 錯視と仕事
◎現場の声2 トリックアート:心理学の参加型アートへの活用
第4章 聴覚と難聴
1節 聴覚の役割と機能
2節 音の聴こえを正しく評価するには
◎現場の声3 言語聴覚士によるコミュニケーション障害へのサポート
第5章 触/身体感覚とデザイン
1節 触/身体感覚の心理学と感覚設計
2節 触/身体感覚の分類法
◎現場の声4 フェイシャルエステ:触/身体感覚の最前線
第6章 嗅覚と化粧品
1節 香りと化粧の心理学
2節 香りを測る・つくる
◎現場の声5 香りを創造するパフューマー
第7章 味覚と食
1節 味覚と味
2節 食品・飲料の官能評価
◎現場の声6 食品の官能評価と心理学
◎現場の声7 「文系」で心理学を学んだ私のキャリアパス
第8章 自己移動感覚とVR
1節 自己移動感覚とは何か
2節 測定法と具体的な研究例
◎現場の声8 ベクションの快感,美術作家としての個人的な体験から
第9章 感性と魅力的デザイン
1節 気持ちに訴えかけるデザインと心理学
2節 感性の測定法と仕事との関係
◎現場の声9 感性に響く化粧品づくり
付録 さらに勉強するための推薦図書
文献
人名索引
事項索引