目次
1章 正しい実験ノートとはどんなノートか?
1.1 実験ノートの書き方に統一ルールは存在しません
2章 実験ノートは何のために書くのか?
2.1 実験ノートは実験についてまとめるときの信頼できる資料です
2.2 実験ノートは頭の中に浮かんだものごとを捕まえておくための場所です ~記憶より記録~
2.3 実験ノートはあなたが実験をおこなった物的証拠です
2.4 実験ノートが研究不正からあなたの人生を守ってくれます
3章 実験ノートのおやくそく
3.1 どんなノート・筆記用具がよいのでしょうか?
3.2 自分以外にもわかる実験ノートにしましょう ~学生実験のノートとの大きな違い~
3.3 あなたの実験内容は研究室外に漏らしてはいけません
4章 実験を始める前に書いておくこと
4.1 テーマと目的を自分の言葉で書きましょう
4.2 実験について調べたことを書きましょう
4.3 手順を書きながら操作をイメージしてみましょう
4.4 チェックリストやデータ記入テーブルを作っておきましょう
4.5 参考資料のコピーを貼っておきましょう
4.6 疑問点や思いつきを書いておきましょう ~アイデアは逃がさない!~
4.7 すべての情報源を書いておきましょう
5章 実験を進めながら書くこと
5.1 真実を書きましょう ~ウソを書くことは不正行為です~
5.2 日付,天候,室温,湿度,気圧などの基本事項を書きましょう
5.3 操作を一段階進めるたびに記入しましょう
5.4 その場ですぐに書きましょう ~記憶よりも記録が大事です~
5.5 何かの変化を観察したらただちに書きましょう
5.6 具体的に書きましょう ~何をどうしたらどうなった~
5.7 気になったことや気づいたことはただちにすべて記録しましょう
5.8 写真撮影も利用しましょう
5.9 注意!写真データを修正すると不正行為になります
6章 実験が終わってから書けること
6.1 スクラップブックのようにあれもこれも貼り付けましょう
6.2 実験が終わったらその日のうちに書きましょう
6.3 実験結果をまとめながら思いついたことを書きましょう
6.4 どのようなしくみかを考えて仮説を立てましょう
6.5 アドバイスしてもらったこと・したことも書いておきましょう
6.6 実験ノートを中心にさまざまな情報をリンクさせましょう
7章 実験ノートを書くことであなたは成長する
7.1 実験ノートに記録し続けることで自分の能力と成長を知ることができます
7.2 実験ノートを書くことで身につく能力や習慣があります
7.3 卒業時に実験ノートを持ち帰ってよいと言われても捨てずにとっておきましょう