目次
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謝辞 9
まえがき11
■序章 16
読書の手引き 21
デンマークにおける森のようちえんの歴史 22
森のようちえん「こども島ボンサイ」 24
■
第1章
子どもにとって大切な自然・運動・野外生活 29
人間が自然の中にあるということ 31
自然欠乏症候群 34
体が動くとき脳が発達する 36
「こころ惹かれること」が呼びさます、自然の回復効果 41
一般の幼稚園と「森のようちえん」-子どもの発達の違い 42
注意力・運動能力の発達と模倣について 43
子どもは体で考える 47
ことばの発達と野外生活の密接な関係 49
幼児教育の枠組みに自然を取り入れる 52
■第2章
自然を全体の枠組みとした幼稚園 55
子どもの発達に重要な四大元素との関係 56
地 57
水 58
火 59
風 60
子どもの感覚への四大元素のはたらき 56
自然の中の自由遊び 61
自然は空想の一番の味方 68
手で掴む、そして理解する 68
危ない遊び 71
枝を使った乱暴な遊び――止めなければならない時 72
共同体と社会生活 77
自然の中で、周りの大人はどうあるべきか 81
適切な静けさを作り出す 82
よく見える安全な居場所を野外に作る 84
森のようちえんの新入園児 86
保護者の経験、保護者の課題 87
保護者の役目 89
森への送迎バス 90
3歳未満児の野外活動 91
入学にむけての準備 95
学校が始まってからも自然との関係を保つ 96
■第3章
シュタイナー森の幼稚園の教育 99
一年のリズムと自然 100
四季の祝祭 105
リズムの重要性 107
週のリズム、一日のリズム 108
遠足 109
移行の時 111
野外と屋内のバランス 111
すべての感覚を毎日使う 115
本物の感覚体験が子どもの脳を発達させる 116
ナイフを使って木を削る 117
デジタルメディアとスクリーンタイム 119
森のようちえんの、模倣に値する大人 124
庭の可能性 128
■第4章
自然を楽しむには―空腹でなく・凍えず・濡れない 131
食事 131
たき火 132
睡眠と休息 134
休息とマインドフルネス 135
衣類 136
リュックサック 138
衛生とトイレ 144
■第5章
自然と野外生活を中心にした幼稚園を創る 147
幼稚園をとりまく環境 149
感覚を豊かにする空間 149
発達と新たな知識のために熟考し続けること 151
■第6章
自然の中の子ども、子どもの中の自然 155
自然は生涯の友だち 155
街中で自然を見つけて利用する 156
自然は学びの場―子どもにとっても、大人にも 159
あとがき 165
詳細資料 167
参照文献 179