目次
特集1「異種との遭遇」
■ 近藤祉秋「悩める現代哺乳類のためのマルチスピーシーズ小説——多和田葉子『雪の練習生』を読む」
■ 石倉敏明「獣の肉を食い、獅子の腹から生まれる——獣頭芸能に見る複数種の想像力」
■ 大小島真木×管啓次郎×津田敦「海と土が交わる場所」
特集2「ティム・インゴルドの世界」
■ 金子遊「生物と物質のダンス——インゴルドに関するエセー」
■ 古川不可知「天候のなかに線を描く——ティム・インゴルドの歩行論をめぐって」
■ 奥野克巳×上妻世海×能作文徳「ティム・インゴルド『人類学とは何か』を読む」
論考
■ 清水高志「世界の《ざわめき》に耳を傾ける——ブリュノ・ラトゥールの思想的系譜とそのヴィジョン」
■ 足立薫×逆卷しとね「すべてがサルになる——種社会論とダナ・ハラウェイが出会うとき」
■ 井上太一「ビーガン探訪——民族誌のアプローチから」
人類学マンガ
■ シンジルト+MOSA「蓄糞はウンチになった」
マルチスピーシーズ人類学研究会記録
プロフィール
編集後記