目次
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序にかえて
第一部 総説-蘭学の発達-
一 序説 / p2
二 日蘭交渉の機構 / p6
三 蘭学の発達 / p18
四 蘭学の影響 / p73
第二部 基礎研究
一 日蘭文化交渉における人的要素 / p80
二 阿蘭陀通詞の研究 / p129
一 序説 / p129
二 史料解説 / p137
三 阿蘭陀風説書の研究 / p178
一 阿蘭陀風説書の名称 / p178
二 海外情報機関としてのオランダ人 / p179
三 長崎入津のオランダ船 / p181
四 阿蘭陀風説書の目的および起原 / p183
五 現存阿蘭陀風説書の年代および数量 / p187
六 阿蘭陀風説書の内容 / p188
七 阿蘭陀風説書の作製手続 / p190
八 阿蘭陀風説書の信用程度 / p193
九 阿蘭陀風説書の利用 / p195
一〇 阿蘭陀風説書研究の意義 / p199
四 辞書および文法書の編纂と蘭学の発達 / p201
一 本稿の目的 / p201
二 解体新書翻訳時代の和蘭語学 / p201
三 初期和蘭語学学習法 / p208
四 蘭日辞書の編纂 / p212
五 和蘭文法の本格的研究 / p231
五 江戸時代における地動説の展開とその反動 / p239
一 中世における日本人の天文学的常識 / p239
二 耶蘇会宣教師の伝えた西洋天文学説 / p240
三 西洋地動説の解説者 / p244
四 釈円通の梵暦運動 / p252
六 厚生新編訳述考 / p264
一 原著者および原書 / p264
二 蘭訳本とその日本への舶載状況 / p266
三 厚生新編訳述の底本 / p270
四 厚生新編の訳述事業 / p271
五 厚生新編の内容 / p274
六 訳述の方法と実例 / p288
七 訳校者と事業の経続年数 / p293
八 厚生新編訳述事業の影響 / p295
七 蘭学と儒学との交渉および幕府の対蘭学政策 / p298
一 蘭学の意義及び内容 / p298
二 蘭学と儒学との交渉 / p299
三 江戸幕府の対蘭学政策 / p310
八 国学と洋学 / p324
一 国学と洋学 / p324
二 国学者の側から観た洋学 / p326
三 洋学者の側から観た国学 / p332
四 国学洋学に共通した役割 / p333
九 シーボルトの第一回渡来の使命と彼の日本研究特に日蘭貿易の検討について / p336
一 シーボルトの第一回渡来の使命 / p336
二 シーボルトの日本研究 / p341
三 シーボルトの日蘭貿易の検討 / p352
十 蘭学史上における人文科学の立場 / p373
第三部 史料研究
一 和蘭国立文書館に存する日蘭通交史特に商館日誌に就て / p392
二 和蘭に存する維新史料、特に文久二年日本使節の和蘭訪問について / p417
三 ジャカルタの文書館 / p438
四 江戸幕府の禁書の内容およびいわゆる洋書の禁について / p440
五 江戸時代における洋書の輸入と現存状態 / p463
六 日蘭貿易の理解に役立つ種本の紹介 / p471
七 出島版のAlmanakについて / p504
八 蘭学塾の入門帳その他 / p514
第四部 余論
一 和蘭人の墓について / p526
二 鎖国時代における外国婦人の入国禁止について / p534
三 鎖国および「鎖国論」について / p549
四 佐賀の蘭学者金武良哲先生に就いて / p561
五 蘭船ブレスケンス号の南部入港 / p575
六 オランダ語から英語へ / p580
佐賀鍋島元侯爵家蘭書目録 / p585
万延元年蘭書輸入に関する史料 / p664
日蘭文化交渉史に関係ある著作論文目録 / p684
索引