目次
議会・代表・民主制 代表制論からみた現代民主政の基本問題-モーリス・デュヴェルジェの理論をてがかりにして 高橋和之著. スイスにおける民主政論の展開-直接民主政研究のために 斎藤靖夫著. 近代教皇の回勅に現れたカトリック国家学説 前田光夫著. 身分制議会における代表者の権限-16世紀スペインおよびオランダの議会に関するケーニグスバーガーの研究紹介 高見勝利著. 憲法裁判の現代的展開 抽象的違憲審査の観念 野中俊彦著. 現代フランスにおける国際取極の違憲審査 矢口俊昭著. 立法裁量論 戸松秀典著
最近の合衆国における「憲法解釈」論争の一断面-R.バーガの問題提起に即して 野坂泰司著. 憲法秩序の変動 緊急権研究序説-イギリスについて 隅野隆徳著. 非常事態と法 岩間昭道著. 「野村意見書」の存在意義をめぐって 田中聖著. 共和国オーストリアの生誕とケルゼンの十月革命説 江橋崇著. 「憲法変遷論」について 浦部法穂著. 外征と統治-1874年台湾出兵を例にして 許介鱗著. 現代中国における「憲法政治流動化」体制の考察 土屋英雄著
人権の理論と制度 近代立憲主義と「抵抗権」の問題-「実定法上の抵抗権」概念批判 芹沢斉著. 制度概念における主観性と客観性-制度と基本権の構造分析序説 浜田純一著. 西ドイツ教育法理論の一断面-教育を受ける権利をめぐる最近の論議 内野正幸著. 少年裁判手続における「保護・教養」の一側面-大正少年法立案期における論議 森田明著. ボン基本法14条3項(公用収用)におけるJunktimklauselの一考察 棟居快行著. 平等原理の現代的展開-"Affirmative Action"の場合 横田耕一著. 小林直樹先生略歴・著作目録:p677~690