目次
I ヨーリスお帰りなさい!
オランダ巨匠の里帰り展を見て
1 プレディウス博士の執念
2 ブレーンベルフの流浪の旅
3 モーガンとフェルメール
4 絵解きのおもしろさ
II ネーデルラントの昼の夢 1
ファン・エイクの十五世紀
1 はじめに
2 私とネーデルラント絵画の出会い
3 ネーデルラント文化圏とその背景
4 ラン・ファン・エイクとネーデルラント絵画の誕生
5 《アルノルフィニ夫妻の肖像》
6 ロヒールとヤン
III ネーデルラントの昼の夢 2
ブリューゲルの十六世紀
7 十六世紀=恐怖と希望の狭間で
8 ピーター・ブリューゲルの思想
9 《絞首台の上のかささぎ》
10 ネーデルラント絵画の特徴と反ルネサンス性
11 おわりに
IV クリスマスに寄せて 1
磔刑をめぐる人々
1 宗教画と祭壇画
2 磔刑=Crucifixion
3 イーゼンハイムの祭壇画
4 十字架降下図=Descent from the cross 又は Descention
5 ピエタ=Pieta
6 復活=The Resurrection the Christ
V クリスマスに寄せて 2
聖母マリアの生涯
1ルの影の陰で
あとがきにかえて
参考文献(巻末)