牛車（ぎっしゃ）

櫻井芳昭／著

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詳しい情報

出版社: 法政大学出版局(20120806)

ISBN-10: 4588216015 ISBN-13: 9784588216015

NDC(9): 682.1

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紹介

平安時代、畿内において牛車が乗用具の主流となり、王朝文化の一翼を担うようになったのはなぜか。次の時代には継承されず、衰退していったのはなぜかを、交通史や技術史との関連から探る。また、絵巻や日記・物語に描かれた多彩かつ華麗な牛車の種類、その構造と機能を紹介しつつ、位階による乗車規制、交通ルールとトラブル、さらには密会の場としての牛車まで、利用の実態を明らかにする。

　　まえがき　vii 第1章　牛車の前史　　1 　　一　手車のころ　　2 　　二　平城京での車　　3 　　三　車の所有者　　7 　　四　車の製作　　8 　　五　車使用の初見　　11 第2章　牛車の時代　　13 　　一　牛車の登場　　14 　　二　牛車の構造と車製作　　16 　　三　牛車の種類と乗車規制　　22 　　四　牛車の運行地域と道路　　39 　　五　牛飼童と牛の扱い方　　45 　　六　車　借　　57 　　七　車宿と車の立て方　　61 第3章　牛車使用の時代別様相　　65 　　一　平安時代　　66 　　二　鎌倉・室町時代　　150 　　三　安土桃山時代・江戸時代　　165 第4章　日本の乗用具の変遷と牛車　　187 　　一　乗用具変遷の特色　　188 　　二　交通史における牛車　　192 　　あとがき　　199 　　参考文献　　202 　　牛車関連年表　　巻末(3) 　　事項索引　　巻末(1)

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