目次
日本の写本
初期出版界の様相
「草双紙」の史的展望
黄表紙
合巻における自主規制
中本一編三冊意識
「書籍目録」にみる枕絵と好色本
錦絵とは
江戸のおもちゃ絵
上方の草紙類をめぐって
日本の仏書
日本漢方の特質と日本医書
宋元版研究の道程
五山版をどう考えるか
「和刻本」について
キリシタン文献
角倉素庵はなぜ出版事業を興したのか
古活字版から整版へ、整版から古活字版へ
古活字版印刷と木活字駒の彫出技法
東北大学附属図書館漱石文庫所蔵古活字版『太平記鈔・音義』表紙の復原的考察
表紙裏反古・再考
彫師・摺師から見た日本の出版形態
板木の節
本屋と出版
近世前期の出版界と西鶴
貸本屋の横顔
蔵書家の索引、蔵版、蔵書の行方
田中さんのおもちゃ箱
日中韓坊刻本の比較研究或いは此等三か国書物の比較研究のために
中国書肆史考
坊刻本と物語
明代建陽の商業出版と通俗小説
明末清初の坊刻における江西の位置付けについて
中国の蔵書家について
朝鮮坊刻本攷
朝鮮朝出版における坊刻本の性格と位置
坊刻本「春香伝」の発生とその変貌について