目次
マニエリスムの発見 大ギリシア文化とマニエリスム 断片からの世界 マニエリスムの倒錯 不死の人 死の時間、死の風景 伊藤若冲 没落のパラダイス 不気味な同伴者 オットー・ディクス、その人間動物誌 エルンストの擬挽 イマージュの解剖学 輪の変幻 ゾンネンシュターン、それは私だ 虹色の錬糞術師、ゾンネンシュターン 仮面の迷路歩行者 無名性の錬金術師 文明の皮剥ぎ職人 描かれた「空想美術館」 自由な画狂人、ホルスト・ヤンセン 変身の館の主 魔法の国の建築家 コーラップ・ランド 幻想の時計師 犀の宮廷写真師 東と西の聖婚 西日のある夏 ベルリン漫遊記 アスコーナ架空紀行 美術館・我流再編集術 ヴィーナスの解体 覗きからくりのトポス 源右衛門の小箱 怪奇草双紙考 新聞錦絵考 空壜の使い方 贋物の美 秋山サーカス大興行 鋏や扇風機の包装にはじまり… 橋と坂の妖怪画家 黙示絵画という曲芸 霧船百艘大来寇 一つ目女学生は大日如来か 8との遭遇 透明な巨人 あれから四十年とは 夢の掻き傷 夜の騎行者 聖遊戯空間の漂流者 覗きの構造 太母vs.偽少女 敵のいない世界 欲望の戒厳令 虫めづる姫君の方へ 誰でもない人の盗癖について 福天洞地の迷宮 カボチャラダ王国見聞録 トーナス・カボチャラダムスのゆかいな王国
夢の皮、あるいはどこにいても浅草 楽園の鳥譜 遠い部屋、遠い声 浮力場の鳥獣戯画