目次
第1章 水理学の基礎
第2章 静水力学
第3章 ベルヌーイの定理とその応用
第4章 運動量の定理とその応用
第5章 層流・乱流と抵抗
第6章 管水路の流れ
第7章 開水路流れ
第8章 相似則
前書きなど
水理学は土木・建設工学の基礎科目であるとともに,論理的な思考力を身につける上でも大切な科目である。しかし,数学的な取り扱いの多様さゆえに学生諸君の苦手科目の筆頭に挙げられてきた。したがって,水理学を理解するためには講義のみでは不十分であり,多くの演習問題を解いてみることが重要である。
本演習書は平易な文章を使用するとともに,各問題の解答を省略せずに詳細を示した。また,「Point」のコーナーを多数設けて問題の本質が理解できるように配慮した。よって,本書は講義のみならず,独習書としても使用可能である。
本書は以下のような章立てとなっている。
第 1 章:水理学の基礎
第 2 章:静水力学
第 3 章:ベルヌーイの定理とその応用
第 4 章:運動量の定理とその応用
第 5 章:層流・乱流・抵抗
第 6 章:管水路の流れ
第 7 章:開水路の流れ
第 8 章:相似則
本書で学ぶ学生諸君が水理学を理解し,面白かったと言っていただければ幸いである。
松風台にて
平成11年10月
有田正光