目次
1917年-1949年中国現代文学の誕生 文学の生まれる場
凌叔華の燕京大学における学び
郁達夫「二詩人」における諷刺とユーモア
葉霊鳳が描いた男女に見られる「椿姫」の影響
銭鍾書と呉宓
『星洲日報』副刊主編時期の郁達夫における南洋に対する認識について
中山樵夫訳『苦悶する支那』を探る
1949年-1999年探求する作家たち 巴金と芹沢光治良
1965年の老舎の"声"
笑いに託されたもの
黄春明「両個油漆匠」の改編をめぐって
香港作家・也斯の「対話」による創作活動
寧瀛監督作品『找楽』における「紀実」が担うもの
「偶然」から必然へ翟永明と「白夜」
2000年-近現代を超えて 呉祖光の『風雪夜帰人』
欧陽子「日本童年的回憶」についての一考察
亦舒『我的前半生』にみる「全職太太」
賈樟柯映画の女性表象
李碧華「50年」へのまなざし
タイムトラベル禁止令の波紋
台湾同志文学が日本統治期を語ることの可能性と不可能性