dboaさんの書評 2018/05/30
日本と違い、テストのスコアが満点なだけではアメリカの(上位の)大学には入学できない。
従来の学力だけでなく、非認知能力(コミュニケーション能力、自信、協働力、自制心、責任感、共感力)強み(武器・魅力)の3つがアメリカの大学入試では必要とされる。
エリート教育の考え方の違いにも触れている。
日本は英才教育(先取教育、早期に文字数字九九を覚える等)。
アメリカは子供時代は子供らしく過ごしつつ、非認知能力を重視する。
※感想:アメリカの入試制度は、寄付金やバックグランドも考慮されるようなので、能力以外の部分も関係あるのでは?と思います。本書にも記載があるが、満点をとったアジア人学生が大学を訴えたケースもあるそうです。
以下5つを伸ばすことが重要と説く
1.思考力
2.コミュニケーション能力
3.回復力
4.協働力
5.長所を伸ばす(出る杭になる・武器を持つ)
・それぞれ細分化すると15個程
思考力(自ら学び解決しようとする力、実行能力遂行能力(自制心)、クリティカルシンキング)
コミュニケーション能力(対話、プレゼン、自信を持って臨む)
回復力(ポジティブに捉える、良好な人間関係、選択肢を広げ・増やす)折れない心
協働力(謙虚な心・共感力・リーダシップ)
長所を伸ばす(武器を持つ、出過ぎた杭になる・好き情熱を重視する・責任感を身に着ける)
具体的にどう身に着けるのか、その心構え等が記載されれている。
著者はアジア現代アート専門ギャラリーオーナー?、ライフアドバイザー、
夫は元外交官、現投資家・社長。
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