紹介
法科大学院で学ぶべき租税法のスタンダード、最新版!多くの重要な改正および新判例・新文献を加え、さらに、全国の法科大学院租税法担当教員への聞き取りをもとに、分量を大きく減らす、構成を変えるなど、学ぶ側だけでなく教える側にとっての使いやすさも追求した改訂版。法律家を志す人にとって特に重要である基礎理論、所得税、法人税、相続・贈与税の4分野をカバーし、具体的な事実に即して法の適用と判例法の形成について理解でき、実務的能力や感覚を養成できる最高水準の判例教材です。重要判例・文献や税制調査会の答申・報告書を素材に、設問形式を含んだ詳しいNote & Questionを付すという工夫を施した法科大学院における租税法の必修テキスト。読者の便宜を図り、解説部分にも設問部分にも基礎的なものか進んだ学習のためのものかを★印等のマークで示してあります。旧版同様、最新重要判例集として税理士・弁護士・公認会計士などの実務家にも便利!
目次
序説 租税法の学習に当たって
1.租税法の重要性
2.租税法律関係の意義と内容
3.課税要件
4.租税の確定・徴収等
5.租税をめぐる紛争の解決
6.租税処罰法
7.税理士制度
第1編 租税法の基礎理論
第1章 租税法律主義
第2章 租税公平主義
第3章 租税法の法源
第4章 租税法の解釈と適用
第2編 所得税
第1章 所得税の基礎
第2章 所得分類
第3章 所得の計算と年度帰属
第4章 所得税額の計算
第3編 法人税
第1章 法人税の基礎
第2章 法人所得の意義と計算
第3章 法人税額の計算
第4章 同族会社の特例
第4編 相続税・贈与税
序 章 相続税の意義と類型
第1章 相続税
第2章 贈与税
第3章 税負担の不当な減少の防止
第4章 財産の評価
第5章 確定・徴収手続
【判例索引】