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吉本隆明: 思想家にとって戦争とは何か (シリーズ・戦後思想のエッセンス)

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詳しい情報
読み: ヨシモト タカアキ : シソウカ ニ トッテ センソウ トワ ナニカ
出版社: NHK出版
単行本: 139 ページ
ISBN-10: 4140818034  ISBN-13: 9784140818039  [この本のウィジェットを作る]
NDC(9) : 910.268

紹介

戦後の学生・労働者闘争に多大な影響をもたらした吉本隆明。その多岐に渡る思想の原点に「戦争体験」を見出し新たな視点を提示する。
戦後75年、気鋭の論客が戦後知識人を再評価する新シリーズ創刊!
シリーズ・戦後思想のエッセンス

なぜ人は、破滅に身を委ねてしまうのか?
60年安保闘争や全共闘運動など、戦後の学生・労働者闘争に多大な影響をもたらした吉本隆明。国家論や言語論など、多岐にわたる彼の思想の原点には「戦争体験」があった。戦後思想史の巨人を読み解く、新たな視点を提示する。

目次

はじめに 「母型」と「戦争」──吉本隆明とは何者だったのか

I 詩語と戦争
 1 詩語の発生
  理想とした詩人
  柳田国男と折口信夫
 2 戦争と大衆
  自明な「世界」との対立
  「戦争体験」の本質
  人間的な秩序への「反逆」
  生活者である大衆
 3 イエスと親鸞
  「神」をめぐる未曽有の思想
  絶対他力の極限

II 南島へ
 1 言語・共同幻想・心的現象──吉本幻想論の完成
  「表現」の起源へ
  『共同幻想論』のはじまりの場所
  〈言語〉から〈心〉へ
 2 異族の論理
  『海上の道』から『母型論』へ
  アジア的思惟への遡行

III 批評の母型
 1 情況へ
  「知」の不可逆的な変貌
  「根柢」としての南島
  特権的な作家・島尾敏雄
 2 批評へ
  特異な評論集
  「わかりにくさ」の核心
  「敗戦という無」からの第一歩 
 3 表現の根底へ
  源実朝が獲得した「言葉」
  新古今的なものの彼方へ
  「共同幻想」そのものを死滅させる
 4 母型と反復
  『初期歌謡論』が切りひらいた領域
  『源氏物語論』という不可能な試み

IV 最後の吉本隆明
 1 偏愛的作家論
  宮沢賢治──表現の在り方として憧れ続けた詩人
  柳田国男──「旅人」としての眼差し
  シモーヌ・ヴェイユ──「神」を考察した革命思想家
  夏目漱石──反復される「三角関係」 
 2 イメージの臨界へ
  未完のプロジェクト
  カルチャーとサブカルチャーのあいだで
 3 アフリカ的段階へ
  人類の普遍相へ
  吉本思想の到達点
 4 〈信〉の解体
  解体される共同幻想
  最後にたどり着き、力尽きた場所
  戦争の「母型」

後記 来たるべき批評の未来に向けて

吉本隆明 年譜
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