目次
序章 学校臨床の発想(近藤邦夫)
第I部 「学級」で何を伝えるか
1 自分に気づく力を高め,様々なありかたを交流しあう教室(高橋あつ子)
2 学校のクラスという集団の中で「個」を尊重する実践例(中野健司)
3 相談機能を生かし,学ぶ力を高める国語の授業(川合正)
4 ジグソー法によるグループ学習実践(松田孝志)
第I部解題 授業と学校臨床(近藤邦夫)
第II部 学校独自の空間から
5 保健室登校と養護教諭(品川秀子・山本静江)
6 部活動を通して考えていること(宮部一)
7 学校と親子のかかわり(川合正)
第II部解題 実践に暗在する発達という視点(岡村達也)
第III部 「学校」で何を伝えるか
8 中学校における「生活指導選任教諭」の活動(半澤俊和・田中耕一)
9 カウンセリング制度導入の試み(原芳典)
10 高校生のこころに触れて:教育相談の思想と方法(和井田節子)
11 単位制の理念と現実(飯島修治)
第III部解題 学校臨床を担う教師たち(保坂亨)
第IV部 教師のライフコース
12 こだわる教師の試行錯誤(松田孝志)
13 出会い(品川秀子)
14 自分を何とかしたい,あるいは割り切れない人間相手の商売(飯島修治)
第IV部解題 教師を生きる(岡村達也)
終章 子どもの心理発達と学校臨床(保坂亨)