目次
中国の文章を読む
「五十歩を以て百歩を笑わば、則ち何如」-為政者の使命
「北冥に魚有り、其の名を鯤と為す」-飛翔する想像力
「夜 漢軍の四面皆楚歌するを聞く」-英雄凄絶の死
「濁酒一杯、弾琴一曲、志願畢われり」-本音のままに生きる
「芳華鮮美にして、落英繽紛たり」-別天地の物語
「物色の動けば、心も亦た揺らぐ」-文学にとって自然とは
「天地は万物の逆旅にして、光陰は百代の過客なり」-春の夜のうたげ
「千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず」-人材の発見・「人の世に于いて何如ぞや」-人の世に生きるとは
「見る所無きに至りて、而も猶お帰るを欲せず」-忘れられた自然との出会い
「酔翁の意は酒に在らず」-醒めた観察のまなざし
「逝く者は斯くの如くして、而も未だ嘗て往かざるなり」-造物者の無尽蔵
「中れば即ち杯を挙げて大笑し、茶傾きて懐中に覆るに至る」-細やかな夫婦愛