目次
標題
目次
序 / 17
沙石集卷第一
一 大神宮の御事 / 19
二 笠置の解脱房上人大神宮參詣の事 / 22
三 出離を神明に祈る事 / 23
四 神明慈悲を貴び給ふ事 / 29
五 神明慈悲智慧ある人を貴び給ふ事 / 32
六 和光の利益甚深の事 / 33
七 神明道心を貴び給ふ事 / 35
八 生類を神明に供ずる不審の事 / 41
九 和光の方便に依つて妄念を止むる事 / 46
十 淨土門の人神明を輕んじ罰を蒙むる事 / 50
沙石集卷第二
一 佛舍利感得の人の事 / 59
二 藥師の利益の事 / 63
三 阿彌陀の利益の事 / 64
四 藥師觀音の利益に依つて命全き事 / 66
五 地藏の人を看病し給ふ事 / 73
六 地藏菩薩種々利益の事 / 78
七 不動利益の事 / 87
八 彌勒行者の事 / 90
九 菩薩の利生代つて苦を受くる事 / 99
十 佛法の結縁空しからざる事 / 104
沙石集卷第三
一 癲狂人の利口の事 / 108
二 忠言感ある事 / 121
三 嚴融房と妹の女房と問答の事 / 130
四 禪師の問答是非の事 / 135
五 律學匠の學と行と相違の事 / 137
六 小兒の忠言の事 / 139
七 孔子の物語の事 / 143
八 栂尾の上人物語の事 / 147
沙石集卷第四
一 無言上人の事 / 154
二 上人の妻に後るる事 / 174
三 上人の子を持つ事 / 177
四 上人の女父の看病する事 / 184
五 妻臨終の障りになる事 / 185
六 頸縊り上人の事 / 187
七 入水の上人の事 / 190
八 道人執著を捨つ可き事 / 191
沙石集卷第五
一 圓頓の學者鬼病を免かるる事 / 200
二 圓頓の學解の益の事 / 203
三 學匠の畜類に生るる事 / 204
四 慈心ある者鬼病を免かるる事 / 207
五 學匠の怨み解けたる事 / 211
六 學匠の見解僻む事 / 214
七 學匠の世間無沙汰の事 / 216
八 學匠の蟻蟎の問答の事 / 218
九 學匠の歌を讀む事 / 221
十 學匠の萬事を論議に心得たる事 / 222
十一 學匠の歌好みたる事 / 223
十二 和歌の道深き理りある事 / 226
十三 神明歌を感じ人を助け給ふ事 / 228
十四 人の感有る歌の事 / 230
十五 夢の中の歌の事 / 236
十六 歌の故に命を失へる事 / 237
十七 有心の歌の事 / 238
十八 哀傷の歌の事 / 239
十九 權化の和歌翫び給ふ事 / 243
二十 行基菩薩の歌の事 / 248
二十一 人の感ある歌 / 252
二十二 連歌の事 / 253
沙石集卷第六
一 説經師の強盗發心せしむる事 / 263
二 強盗の法門を問ふ事 / 270
三 淨遍僧都の説法の事 / 271
四 聖覺法印の施主分の事 / 272
五 榮朝上人の説戒の事 / 275
六 能説房説法の事 / 277
七 有所得の説法の事 / 279
八 袈裟の徳の事 / 281
九 正直の女の事 / 285
十 正直の俗士の事 / 288
十一 正直の人寶を得る事 / 289
十二 芳心ある人の事 / 291
十三 亡父夢に子に告げて借物返す事 / 295
十四 母の爲に忠孝ある人の事 / 297
十五 盲目の母を養ふ事 / 298
十六 身を賣り母を養ふ事 / 301
十七 祈請して母の生所を知る事 / 302
十八 君に忠あつて榮ふる事 / 306
十九 師の禮ある事 / 308
校異 / 315