目次
本書の関心・考察方法 ドイツ連邦憲法裁判所とドイツの憲法政治 裁判官による法継続形成とその限界 裁判判決の恣意および裁判の法と法律への拘束 ドイツ連邦憲法裁判所研究・拾遺 「法の支配」の立憲主義的保障は「裁判官の支配」を超えうるか 司法審査の対象と限界 政党の内部自治と司法審査 団体の内部自治と司法審査 地方議会の自律的権能と司法審査 地方議会議員に対する出席停止の懲罰と司法審査 「裁判官の市民的自由」と「司法に対する国民の信頼」の間 裁判官弾劾制度少考 広島市暴走族追放条例事件判決の基礎的考察 憲法訴訟の現状 国公法違反事件上告審判決に向けて 合憲判断の方法 憲法判例における比較衡量論 最高裁判所判事としての団藤重光 最高裁判所判事としての藤田宙靖 最高裁裁判官と「司法部の立ち位置」 裁判官研究・拾遺《書評》『現代日本の司法-「司法制度改革」以降の人と制度』 裁判官の「積極的な政治運動」と国家公務員の「政治的行為」