目次
音楽の思想
中国の屋根の反り
去年之雪今何処
死の見方・江戸時代と近代
富永仲基と石田梅岩
花の降る夜のなかで
超リアリズムまたは現実の多義性
斎藤茂吉全集賛
歓迎徂徠全集
『日本庶民文化史料集成』を歓迎する
鉄斎覚書
仏教美術の評価に資する
書巻を開き、古賢に逢ふ
論語読み
宗達の世界
福永武彦を論ず
推薦文(中村真一郎『この百年の小説』)
推薦文(筑摩書房版『近代日本思想大系』)
世阿弥の戦術または能楽論
内田義彦の「散策」について
「神は人也」または『古史通』の事
狂気のなかの正気または『リヤ王』の事
形式の発明または『渋江抽斎』の事
大和心または宣長の「遺言」の事
いざ往かん、君にさも似しかの国へ
「本歌取り」または『方丈記』の事
芸談または『夏に技冬に声』の事
批評についてまたは『吉田秀和全集』第一巻の事
ジャポングレまたは「フラングレ」の事
新井白石の世界
「人間性」についてまたは『デカルト流言語学』の事
顔で笑って心で泣いてまたは『随想録』第一巻第三十八章の事
青春または『ひとりね』の事
大きさの話または『野生の思考』の事
女の解放運動または『正法眼蔵』(「礼拝得髄」)の事
怒る事の大切さまたは『金芝河詩集』の事
自然または『奥の細道』の事
祗柳随筆
亡命または『仕事日記』の事
言論の自由または『平民新聞』の事
小説の愉しみまたは『迷路』の事
天皇について
政権交代または『柳橋新誌』の事
神秘主義または『イスラーム思想史』の事
脱神秘化または『胆大小心録』の事
戦争または『フロイト著作集』の事
転向または『獄中贅語』の事
ほか14編
解説