「免許更新制」では教師は育たない――教師教育改革への提言

喜多明人（編集）三浦孝啓（編集）

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出版社: 岩波書店(2010-08-05)

単行本（ソフトカバー）: 128 ページ / 13.5 x 1.2 x 19.5 cm

ISBN-10: 4000022687 ISBN-13: 9784000022682 [この本のウィジェットを作る]

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本書を読まれる方々へ　第１章　教員免許更新制はなぜダメなのか　１　“教師タタキ”でいい教師が育つのか――免許更新制を支持する方々へ　２　免許更新制導入の経緯と背景　３　免許更新制の概要と制度上の問題点　４　教師としての自信と誇りを奪う更新制――フォーラム調査結果から　第２章　「教師になる」こと，「教師として育つ」こと――多様な道筋から教職に至る教師たち　１　問題の所在――教職への多様な経路の意義を探る　２　若い教師へのインタビューから――「教職志望の契機と学生時代の経験」「教師としての実践と学び」について　３　若い教師たちの語りを受けて　４　どうしたらいい教師が育つのか――教師の研修権の確立のために　第３章　教員養成制度改革論の問題点を探る　１　教員養成制度改革の躓き――深まった教員養成系大学・学部と一般大学の間の溝　２　教師教育改革が「木を見て森を見ず」となることへの危惧　３　「教育改革」のもとで歪められる教師の資質能力　４　教師教育改革の課題と挑戦――教師教育の実践共同体創出に向けて　第４章　教師教育改革への提言　１　更新制の即時中止を　２　改革の手法――参加と合意，科学的検証への改革を　３　改革の理念――教師支援主義への転換　４　改革の範囲――教師の地位向上と条件整備改革　あとがき

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