目次
1 モダニズムの終焉(文学理論の最期を告げる白鳥の歌
文学の問題
モダニズムの崇高
ポスト啓蒙主義の文化
フーコーの自伝
主体性の倫理)
2 反抗の政治戦略(フーコーのジレンマ
唯名論の立場の歴史
ポスト革命の政治戦略
ピエールの解放)
3 批判の変容(批判中心の闘争
教授=批判家
われわれの関心の学校化
解放の政治戦略
疎外のモデル
イデオロギー的な欺瞞のモデル
抑圧のモデル
批判の哲学)
4 哲学の自由(哲学者=知識人
カント的な問い
現象学的な有限性
ニーチェの政治戦略
自由についての問い)