目次
序章 現代思想と西田幾多郎
第1章 問題群としての「西田幾多郎」-西田哲学対象化のために
第2章 「場所の論理」と共通感覚-現代日本哲学の一課題
第3章 「行為的直観」と日本の芸術
第4章 「絶対矛盾的自己同一」と日本文化
第5章 西田幾多郎と小林秀雄-日本近代のと(北村透谷と西田
と母親の思い出)
第6章 「近代の超克」と「ポスト・モダン」-よみがえる日本の折衷主義(戸坂潤の西田批判の新しさ
『日本文化の問題』の問題)
終章 西田幾多郎の宗教論と歴史論-(三木清から見た後期西田哲学
キルケゴールとの接触
ヘーゲルの弁証法と西田)