紹介
核戦争後の白い世界-21世紀のサーガ!戦争のあとにエドヴィンは生れた。人類最後の若者はシェルターで育ち、学校も、女の存在さえも知らない。カービン銃と猜疑心だけを身につけて上陸したこの若者に、島の住人たちが語る、おそるべき洪水のありさま。やがて、はじめて愛とよべるものをかわした娘と胎児の鼓動を道づれに、さまよい歩く若者を待ちかまえていたものは…。この近未来小説はありうべき破局を描いて世界中を震憾させる。ヒロシマからチェルノブイリまで傲岸な現代文明を撃つ、スウェーデンの戦慄のベストセラー!6ヵ国語に翻訳。