目次
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まえがき
青少年時代
第一章 生い立ち / p3
第二章 小野塚家のこと / p11
第三章 一高・東大時代 / p24
第四章 留学から結婚生活へ / p38
第五章 愛郷心・交友など / p53
教授時代 / p61
第六章 欧洲留学を終えて / p63
一 欧洲とくにドイツにおける政治学界の状況 / p63
二 欧洲政治状況の比較観察 / p68
第七章 政治学講座の担任 / p74
一 国家学より政治学の独立 / p74
二 方法と学風 / p76
三 『政治学大綱』 / p79
第八章 研究論文における主要問題 / p85
一 研究の目的と主要テーマ / p85
二 現代欧洲における立憲政治 / p86
三 議会・政党・選挙制度 / p91
四 欧洲における社会主義運動 / p96
五 大戦観と国際聯盟 / p99
第九章 二十五年にわたる政治学講義 / p104
一 政治学史講義の特徴 / p104
二 三人の愛国的政治学者の研究と評価 / p106
三 ジェームス・ブライスの『近世衆民政』 / p111
四 政治学講義の内容と変化 / p114
第一〇章 大学人としての行動 / p125
一 学問の自由と学者の責任 / p125
二 七博士事件-実際政治に対する態度 / p126
三 戸水事件-学問の自由と独立 / p130
四 政治学関係諸科目の改善 / p133
五 大学制度の改革 / p135
総長時代 / p141
第一一章 時代の背景と大学 / p143
第一二章 学生・思想問題 / p152
一 学友会の解散-新人会対七生社事件 / p152
二 左傾教授事件と学生運動 / p160
三 京大=滝川事件 / p171
第一三章 大学の管理運営 / p178
一 二大継続事業-震災復興と農学部移転 / p178
二 大学制度の調査 / p187
三 大学の行事 / p195
四 福祉共済事業 / p200
第一四章 配属将校問題 / p210
一 問題の背景 / p210
二 事件の経過 / p213
三 大学自治の最後の輝き / p222
第一五章 学外の活動 / p229
一 帝国学士院 / p229
二 貴族院 / p238
三 諸委員会 / p258
晩年 / p271
第一六章 その後の東大 / p273
一 天皇機関説問題 / p273
二 嵐の中の経済学部 / p279
三 研究室と山上会議所 / p290
第一七章 生涯を顧みて / p295
一 風格と生活 / p295
二 取り囲む人々(その一) / p306
三 取り囲む人々(その二) / p314
四 夫人とその死 / p321
第一八章 終焉 / p332
附録 総長演述 / p343
著書・論文 / p421
年譜 / p423