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ヴァイツゼッカー演説の精神―過去を心に刻む

永井清彦（著）

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詳しい情報

出版社: 岩波書店(1991-12-05)

単行本: 239 ページ

ISBN-10: 4000001701 ISBN-13: 9784000001700 [この本のウィジェットを作る]

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紹介

1985年5月8日に行われたヴァイツゼッカー演説の邦訳『荒れ野の40年』は12万余の読者に迎えられ、今なお版を重ねている。これが人の心を打つのはなぜか。日本との対比でナチ裁判、戦後補償、教科書、国旗・国歌など具体的問題にもふれながら、ナチ時代の過去とどう対決してきたか、ドイツ戦後史の流れを通して『荒れ野の40年』の背景をさぐる。

「過去の克服」の意味戦後ドイツの歴史-過去との対決(瓦礫からの再生-敗戦直後経済の奇跡-アデナウアーの時代ナチ世代への反逆-激動の60年代テロとナチの影-70年代あれから40年、50-80年代ドイツ統一で新局面) 過去の克服-その事例(ナチ裁判賠償を越えて制度の上の「過去の克服」国歌と国旗教科書問題) 結びにかえて-日本との比較

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