あいり

あいり

ものづくりの本が好きです 最初はソーイングだったのがだんだん手を広げてしまい 最近はDIYの本を読んでます

@a_iri

さんの書評2017/09/15

DIYやってたら家作りたくなるよね

DIYの何かを探していて見つけたHPの作者の、自分で自分の家を建てたいきさつをまとめた本。ようやく見つけて読めました。改めて読んだらもう20年くらいたつのね…。
これは2階建て、雪国仕様という、自分で作るにはかなりな難度の高いものを一部プロにやってもらいつつ、土台から柱のほぞ組みから屋根かけまでやったというのがとにかく凄いの一言ですね。
2階建てで雪国仕様の断熱素材や機密加工は結構難しいのだろうと思いますし、作者の仕事も関係あると思いますし、当時は震災前なので、建築基準法が大分緩いので、今作るとなったらここまで出来ないかもしれません。
それでも、柱をツーバイフォーでなく作りあげるというのは凄いことですね…。
この本は家を作るまでの建築図や木材の調達など、家を作るまでの下準備にかなりのページが取られています。土台のコンクリ打ちや鉄骨仕込みの方法が丁寧に書かれているのが実践的ではあります。こういうの、以外と書いてある本がないし、いろいろな書類をどうやって入手すればいいのかがわからないこともあるので。
そこまでの解説が本の7割を占めるので、読んでみるとあれ?と思いますが、読んでみると確かにこの分量でいいんだな、ということがわかります。家は計画と土台を作るのが大変で、他の部分は後でいくらでも直せますもんな~。直せるということを知っていると、後で直そう!が出来ますからね…。
ここまでしっかり作って650万だそうです。
今は木材や資材の値段が当時の150%くらいなのでもっとするかもしれませんが、温暖地ならここまでしなくてもいいし、資材も寒冷地仕様でなければもっと安いですよね。土台はそのままで仕様をもっと軽くした資産が450万くらいだとすれば、家だけのコストって500万くらいなのかなぁ…。

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さんの書評2017/09/15

短歌は詠うものなのだ

偶然短歌とは何か、という説明から始めるこの本はいろいろな楽しみ方が出来る。
Wikipediaの説明文の中から57577の文字だけを抜き出してその中からさらに選んだもの…だけなのだが、この漂うおかしみ、悲しさ、楽しさはなんだろう、と思う。
日本語の中に常にある短歌の形式が、こんなところにまで充足していることを改めて感じる本である。短歌とは声に出して読むことこそ、の形式であるのだな、とひとつづつ読みながら思う本でもある。一言そえられた言葉にもおかしみがあり、なるほど、と思うこともあり、そっちなの~?と思うこともある。何よりこの文章の元を見て「えっ!?」となることがおもしろい。
オグシオの短歌なんか最高ですよ。時事批評みたいになってるのに!
一見無機質な単語であるのに、ある接続詞を挟み込んだり、ある順番に並べてあるだけで、そこに新しい世界が生まれるのが、短歌の始まりだったのかも…と思うくらい、おもしろく、楽しい本でした。
とにかくどの短歌も、読むとまた全然違うものになるのです。声に出す、それだけで一気にそれぞれが立ち上がってくる感覚はとてもスリリングでした。これは多分、並べたそれぞれに意味がなく、繋がりもない故の面白さなのかもしれないです。世界の中を振り回されるようなおかしみに、わくわくする本でした。
巻末に、Wikipediaから短歌を抜き出すプログラムコードが全文乗っているのでソースコードを読むことも出来るのですが、それほど長くない割コードでありつつ、日本語の「ことば」を抜き出すにはいろいろな条件がいるのだなぁ…ということがわかるのが案外新鮮でもありました。CSSコードようやく読めるくらいでもわかるもんなんだなぁ…。

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さんの書評2017/01/06

改訂版は用例も豊富で写真もキレイ。いろいろな物を塗ってみたくなる本です。

どこをどう塗ったのかがわかるよう、かなり詳細な写真な写真が掲載されているのが嬉しい。
どうしてこうなってんの??みたいな塗り方も、実は…な種明かしもきちんとされていて、アイデアに唸ることしきり。塗りはDIYの中で比較的力がなくても出来るし、少しの労力でものすごく明らかに効果が出る分野なので、ちょっと始めるのに最適なジャンルだな~と思っているので楽しいです。
塗り方の細かいハウツー写真は改訂される前の本より用例が増えていたり、新しく取り直されていたりして、見ていてホントに楽しいですね!
塗り分野は男性向けのガチ系と女性向けのふんわりナチュラル系に二分されている気がしますが、最近工業資材を使ってのアーバン系塗りが台頭してきているような?気がするので、今後この分野がどっちにいくのか、楽しみですな~。こちらにも確実に女性が進出してきた結果、ナチュラルな家具やシンプルな室内に合うパステルカラーや、ナチュラル系の淡い渋い色のバリエーションが増えたり、一度塗りで早く乾く塗料が出来たり、床にも使える汎用性の高い塗料が出来たりと動きがあって、それもまた嬉しい限り。体に負担のかからない、伸びのよいコスパのいい塗料が開発されたり、海外のメーカーのペンキが入手しやすくなったりするのもありがたいです。
今回の本はいままでのシリーズよりもかなり女性のユーザーに寄っている感じがするので、このシリーズが今後どうなるのか楽しみです。
写真のデザインやレイアウトも、いままでの本よりかなり洗練されていて、見ていて楽しいです。
ハウツー本は「これいいな~!」と楽しく気持ちよくならないとやる気にならないので、その点でこの本はかなり楽しめる本だと思います。

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さんの書評2017/01/04

アニメもすごく出来がよいのでオススメです。

2016年末にアニメ一挙放送したので原作読んでみました。基本映像化作品は既読以外はアニメ見てから読むことにしております。ということでようやく読めました~!おかしいなー前に四六判図書館にあったと思ったんだけど、データの上ではなくなっているので紛失したのか、除籍したのか。どっちかな?
それはさておき、米澤穂信の出世作は事件シリーズの裏表のようで、とても面白く読みました。アニメではすごーくよく恋に落ちた瞬間がわかったんですが、原作小説でも割とはっきり恋に落ちててなるほど~~と思いましたね。
さらさら読めるのがこの作家の持ち味だと思うのですが、そのさらさらの間に確実な毒素を仕込む手腕はすでにしっかり確立されていて、青春って甘いだけじゃないよなぁと改めて思いおこす次第です。
何も出来なくて、何かを考える時間はあって、手足はあるのに飛ぶ手段がない、そのもどかしさ。大人になって手段を手に入れると、それはあまりうまい使い方が出来るだけのものでないこともわかるけれど、それは入手したからこそ言えることなんですよねぇ…。
それにしてもタイトルの意味がああだったとは、やられましたわ…。

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さんのコメント2016/08/02

FLWは昔よくサイトを見ていて型紙いいな~~欲しいな~~と思っていました。
まさか今になってソーイング本が出るとは驚きです。
モデルはプロではなく作者の知人たち、アメリカで撮影した写真はソーイング本というより写真集のよう。そのぶんソーイング本してはそれぞれのデザインの違いがわかりにくく、みんな同じように見える可能性はあります。
全体的にゆったりしたデザインなので好き嫌いがあるブランドではありますが、この値段で買えるのは一時期の熱狂を思えば格安ではありますね。そして型紙がやはりとてもよく考えられていて、縫いやすく、シルエットが綺麗です。
全てのデザインのリネンは単色の無地なので地味ちゃ地味ですが、自分で作った服って平気で10年くらい着るのでそのほうが飽きなくていいかもしれません。
作者があまり背が高い方ではないので、どのデザインも丈を変えてもおかしくないのがありがたいですね。