美しい暦(うつくしいこよみ)は、石坂洋次郎の中編小説、および二度にわたる同題での映画。1940年6月に新潮社より刊行。「新作青春叢書」の一つとして書き下ろされた。仙台の女学校を舞台に、質屋の娘・矢島貞子を中心とし、男の先生、女の先生、近隣の高等学校(二高)の高校生・田村などが織り成す青春模様を描いている。