目次
序章 「マニフェスト・デスティニー」の響き方――時間と空間の物語(下河辺美知子)
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◎第一部――アメリカという空間、陸と海と空と
第一章 拡張と迫害――『白鯨』における不可能の共同体(田浦紘一朗)
第二章 翼の福音、それとも呪われた凶器?――リンドバーグと飛行の物語(石原 剛)
◎第二部――拡張する空間に響く言葉
第三章 アメリカ大衆の言語革命への反抗――ニーチェからみたエマソン(佐久間みかよ)
第四章 西の果てに待つもの
――フラー、セジウィック・ルイス・デ・バートンにみるマニフェスト・デスティニー(大串尚代)
第五章 声を奪われるひとびとと拡大する帝国へ――『U・S・A』三部作(越智博美)
◎第三部――アメリカニズムの表と裏
第六章 大西洋を渡る建国の父祖
――ハーマン・メルヴィルの『イスラエル・ポッター』にみる
「アメリカニズム」批判と再創造(田ノ口正悟)
第七章 大衆音楽と先住民表象――ジャミロクワイの歴史認識(舌津智之)
◎第四部――大西洋のこちら側とあちら側
第八章 反響するさざめき――『ビリー・バッド』とファビアン社会主義(貞廣真紀)
第九章 北米英領植民地保全と奴隷叛乱との闘い――『膨張主義以前のストノ事例(1739)(白川恵子)
第十章 コールリッジと環大西洋的想像力(巽 孝之)
あとがき
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索引