紹介
農業王国・十勝発! 食と健康のレシピ集・第3弾!
帯広大谷短期大学生活科学科栄養士課程で学ぶ栄養士の卵たちが考えた、ワンプレートごはんのレシピブックも3冊目。今回は地域や他校との連携の深まりを反映した、6つのテーマで豊かな食卓を提案します。
カルシウム・鉄分・食物繊維を豊富に含んだ「美活食」、行事や健康をテーマに学生が提案する「2年生オススメレシピ」、地元の特産品を使った「地産地消」、前著に続き香川短期大学との連携から生まれた「香川県特産品」、新たに教育連携協定を結んだ「帯広調理師専門学校」、そして「地産地消活動」から生まれた《とかちと食》レシピを掲載。
ワンプレートはもちろん一品料理も充実した、バランスのとれた食をお届けするレシピ集です。
目次
ごあいさつ●フレッシュでクリエイティブなレシピ本に期待
コラム●私の「ジビエ料理」今昔物語
■1 『美活食』
アサリのお吸い物
いりたま豆ごはん
豆ごはん
切干大根と桜えびの炒め煮
夏野菜の鉄分ペンネ
たっぷりきのこの鮭入りホワイトパスタ
鶏肉と長イモのドリア
はるさめとキクラゲの酢の物
ゴボウの炊き込みご飯
アボカドしらす丼
イワシの南蛮漬け
チーズフォンデュ
コラム●食への思い
■2 2年生オススメレシピ
お正月料理
幼児向け料理(チャーハン ほか)
幼児向け料理(ひとくちおにぎり ほか)
幼児向け料理(鶏ケチャソース ほか)
ビーフシチュー
白菜と豚肉のピリ辛炒め
和風パスタ
サバの味噌煮
鶏のからあげ
チンジャオロース
豚肉とピーマンのごま照り炒め
冷やしおでん
黒はも飯
豆腐ハンバーグ照り焼き風味
鶏肉のコーラ煮
七夕ちらし寿司
つくねとねぎのそば
コラム●~あったなぁ こんな店、あんなメニュー~
お弁当
コラム●十勝の食の価値を高める
コラム●刊行にあたって
コラム●雨のち晴れ
■3 〈木野産〉野菜たっぷり地産地消レシピ
ブロッコリーのさっぱりマリネ
十勝産シチュー
ブロッコリーのカップケーキ
彩り野菜のコンソメスープ
シャイニングコーンマフィン
シャイニングコーンの冷製スープ
とうきびだらけの茶わん蒸し
シャイニングコーンの揚げスティック
パプリカのたっぷり長ネギ肉詰め
長ネギたっぷりお好み焼き
味噌ネギドーナツ
野菜団子
揚げないカボチャチップス
小豆とカボチャのカップケーキ
カボチャのミートソースグラタン
スイートパンプキン
コラム●発刊に寄せて
■4 〈香川県〉特産品レシピ
ばらずし
しょうゆ豆のロールケーキ
しょうゆ豆えびチーズサンド
豆じゃが肉巻
しょうゆ豆いなり寿司
しょうゆ豆入り卵焼き
コラム●~私の原風景~「ミカン」のショートケーキ
■5 帯広調理師専門学校レシピ
シーフードパエリア
ザッハトルテ
スコーン・ウイッチ
シフォン・サレ
コラム●十勝の食文化・食への思い
■6 地産地消活動レシピ
長イモのおもち明太グラタン
長イモのどら焼き
長イモ白玉のきなこ黒蜜かけ
長イモと黒豆のグラノーラビスコッティ
おからとバナナのパウンドケーキ
音更小麦の塩パン風バターロール
まるごと十勝ピザ
ふんわり黒豆ムース
①枝豆のロールクレープ/②黒千石きな粉で和風クレープ
とかちパイ
じゃがバタチーズおやき
チーズ枝豆いももち
活動報告●学生と地産地消活動
あとがき
前書きなど
あとがき
どんどん輪が広がって…
あれから2年がたった。先輩たちが大変な努力をして作り上げてきた過去2冊のレシピ集。その時々の学生たちの渾身の成果がここに詰まっている。この2冊は十勝に大きな影響を与えたといって間違いない。彼らの取り組みは、次世代に期待や夢を持っている十勝の〈大人たち〉に大いなる刺激を与えている。そう断言できそうだ。それは既刊の中でコラムを担当いただいた皆様の文中からもよくわかる。先の2冊は十勝の食文化に一石を投じた類稀なる取り組みだったのだと、今更ながら感じている。
そして第3弾。今回は帯広調理師専門学校様に参加頂いた。昨年9月に本学と教育に関する連携協定を結び、この仕事はその最初の取り組みとなっている。帯広調理師専門学校様と本学はともに食に関するエキスパートを養成する点で、十勝に対して大きな役割を担っている。二つの組織がお互い協力することで、食に対する熱い思いが〈沸騰〉しているこの十勝に新たな拠点が増える、そう確信している。
また、JA木野様や、香川短期大学様とも前回のように協力をお願いした。食を通じてのつながりがますます堅固になってきた、そんな印象である。この輪がもっともっと広がっていけば、と切に願う。
最後に。本事業は帯広大谷短期大学後援会のご支援で成り立っている。ここまで積み上げていくことができたのも、後援会の皆様のご理解の賜物だと感じている。心からお礼を申し上げたいと思う。何より、学生たちの才能を引き出してくれる〈場〉として、私たちはこれからも大切に取り組んで参りたいと思っている。また、いつもながらコラムを執筆していただいた皆様にもこの場を借りてお礼を申し上げたい。お礼ばかりでかた苦しいけれども、間違いなく今の私の本音そのものである。
お世話になった多くの皆様方、本当にありがとうございました。
帯広大谷短期大学学長 田中 厚一