紹介
旅とはつねに未知との出会いのようなものだ。その中では嬉しいことや楽しいことも起こるが、その反面、腹立たしいことや危険なこともつきまとってくる。
ボッタクられ世界ランキングのようなものがあれば、日本人は堂々の1位を飾るだろう。そのせいか道を歩けば、客引きがこぞって声をかけてくる。
「安い宿あるよ」「タクシータクシー」「お土産買う?」
無視して歩くのが一番だと分かっていても、どうしても気になるときがある。彼らの誘いに乗ってみたら、どんなことが起こるんだろうと思う。そこで私は頼りない自分の第6感を頼りに、彼らの誘いの先にあるもの見にいくことにした。
もちろん、そこには命の危険があり、監禁があり、「ついてくるんじゃなかった」という後悔があった。本書は嫁に行けない覚悟で書いたその奮闘の記録である。
目次
・ロシアマフィアのストーカー
・ガンジス河でさようなら
・身近で起こったバラバラ事件
・ドイツのサウナで「ウヘー」
・タイのゴーゴーバーでステージに?
・豊胸手術ビフォー・アフター
・ボッタクられ潜入記
・変態男? ギリシャ人エッサム
・目の前で「パッツン!」
etc.