目次
第一章 笑いを学問する
1 穏やかでやさしい大阪言葉
2 大阪学の原点はミナミにあり
3 謡や小唄は大阪商人の常識
4 誤り正す努力すべきだった
5 商人の町大阪は口の文化
6 緊張感を和ませる潤滑油
7 気持ち切り替える役割も
8 正月はええ顔せんとあかん
9 不思議な効用を広く考察
10 ユーモアには“ゆとり”の心を
11 「勉強し直そう」と関西大学に
12 人間であることの証し
第二章 笑いとコミュニケーション
1 コミュニケーションの特効薬
2 笑いとコミュニケーション
3 ユーモアと社会の成熟
第三章 不思議な力を持つ笑顔
1 新生児微笑の不思議
2 笑顔が人と人をつなぐ
3 笑顔で人間関係を円満に
4 笑顔の威力
第四章 笑って生き生き
1 笑いと学校
2 生きる力
3 生き生きシルバーライフ
第五章 笑いと心身医学
1 生きる「バランス剤」としての笑い
2 笑うという行為
3 笑いを「ホメオスタシスの原理」から考える
第六章 笑いと心
1 笑いと心のゆとり
2 心を空っぽに
3 「潜在的笑い力」について
4 笑いの力
第七章 笑い学のすすめ
1 「日本笑い学会」について
2 「笑い学」の提唱
3 潜在的笑い力
4 人間はなぜ「笑う力」を持っているのか
5 笑う前と笑った後との比較
6 笑いの「ポンプ効果」
7 笑いの研究と教育
あとがき
初出一覧