目次
その一冊 ハネギウス一世の生活と意見 少女密偵団殿 病正月 少年とカメレオンの話 喪われた金貨 古傷 時間の缶詰 むかしむかし…… 曇のち晴 タンタロスの淵から 『無』への出口 含羞のパリ 香りの杯 絵画と現実の間 抜弁天界隈 死とけむりぐさ 遅い流薔園の春 殺人鬼のいる夜 茸たちの反乱 月蝕の日々 カルタの城 虚無への供物 怪人二十面相のほんとうの正体 鰻、背後霊、そして…… 乱歩と私 血への供物 映画の外の時間 横溝正史『死仮面』 逆しま 昭和十年前後の探偵小説作家 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』 西原和海編『夢野久作の世界』 肌色の月 『久生十蘭傑作選』解題 竹中英太郎 加藤まさを 松野一夫 「新青年」最後の作家 哀しみの杖 肉体の背信 逃亡の書 新人賞の期待 倉橋由美子『夢のなかの街』 盃の底の眼 椿實全作品 沈醉愁に堪へず ここはどこだ? 幻視者の降臨 幻想文学の流れ チャンドラーって誰だ 日影丈吉傑作選2 猫の泉 夢の播種 ニジンスキーの手 異次元からの使者・赤江瀑 小松左京『牙の時代』 みごとな変身 竹本健治『囲碁殺人事件』 流刑 変身 迷宮 鏡と影 幻視 死 時間 狂気 宴 恥 失寵