目次
はじめに 川崎賢子I かみつかれそうなマツ毛/宝塚の現代的な位置付け 天野道映男役論 石井徹也娘役論 石井徹也タカラジェンヌ考 薮下哲司男装の麗人の誕生 村山久美子宝塚的なるもの・プラスティックの少女 柏木 博宝塚と歌舞伎の負う美学──人形論考 宮崎真鈴宝塚的様式美の成り立ち──またはゲームの規則 川崎賢子宝塚歌劇の影響 高取 英ふりむけば宝塚 浜村 淳II 舞台装置、舞台効果の裏面 西山 彰オペラの夢、タカラヅカの夢 倉林 靖宝塚メイク論 馮 啓孝振り付け家から見ると宝塚は──[インタビュー] 前田清実宝塚へのオマージュ 中島 梓宝塚讃 加納幸和III 阪急の文化戦略としての宝塚 薮下哲司宝塚歌劇のポリティーク/「男役」中心社会のパラドックス 小林真理観客論 大原 薫『ベルばら』少女の二十年 高山英男少女文化と「タカラヅカ」 本田和子「外部」への窓としてのバウホール 村上知彦あとがきにかえて 渡辺美和子