目次
はじめに
01 ライブの成功はメンバー紹介から
02 メンバー紹介だけで1曲で3回拍手がとれる
03 MCはライブハウススタッフの代弁者
04 ミュージシャンは常に見られていると思え
05 身内ノリは自分の首をしめるだけである
06 お客さんの心を開くコツ
07 バンドメンバーを笑顔にさせるMC術
08 ライブパフォーマンスはバンド全員で作るもの
09 頭が真っ白になったときの対処法
10 「言ってはいけない言ってしまいがちなMC」PART1
11 「言ってはいけない言ってしまいがちなMC」PART2
12 かっこ悪さも演出しよう
13 ライブの主導権はミュージシャンにある
ちょっと休憩 おやじバンドの初ステージ
14 プロスポーツに学ぶライブに対する考え方
15 有名曲は盛り上がる
16 スタッフへの挨拶が絶対必要な理由
17 PAさんを味方につけるリハーサル術
18 「人に見られること」をどこで練習するか
19 お客さんが少ない時の楽しませ方
20 客席をひとつにするためのMCの順序
21 その日の「キーワード」でお客さんを味方に
22 MCが苦手な人のほうが、MCの上達は早い
23 伝説のライブパフォーマンス
24 聴いていないお客さんをライブに集中させるMC術
25 知らない曲でも振り付けはしてもらえる
26 ライブハウスを総立ちにする方法
27 コールアンドレスポンスを成功させるテクニック
28 司会進行の四つの役割
29 ゲストや飛び入りの役目とは何か
30 ミュージシャンは客商売である
おわりに
プロフィール
前書きなど
この本は、身内のお客さんはもちろん、見知らぬお客さんにも喜んでいただくためのノウハウ本です。
ライブステージング術と演奏力は別のもの。
演奏がいまいちでもライブステージング術が素晴らしければお客さんは楽しんでくれますし、逆に、演奏がうまくてもライブステージングができていなければファンは増えていかないのです。
私は1997年から荻窪ルースターでプロミュージシャンたちのステージングを見てきて、ライブには客席を大盛り上がりへとコントロールしていく定石があることを学びました。
このステージングの定石を皆さんにもぜひ覚えてもらいたいのです。
そうすればライブをすることがもっと面白くなりますし、ライブハウスも面白くなります。
──「荻窪ルースター」オーナー 佐藤ヒロオ