北刻堂さんのコメント 2022/05/15
コンビニたそがれ堂の一連のストーリーと違って、風早神社の宮司の娘であり巫女の沙也加の視点で描かれている。へぇ、たそがれ堂の店主って、風早神社に祀られている神様だったの? 16歳の沙也加はいろいろ悩みを抱える年頃なんだと思うけど、その悩みの中身は優しさに満ちた悩みで、たそがれ堂の店主や店員のねここ(元は猫らしいが)が、さりげなく受け止めて背中を押してくれる描写が心地よい。
あとがき見ると、なにげに派生している話が、あちこちの作品にちりばめられているみたいで、そちらも気になってきた。