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レビュー (Amazonより)
評価: ★: 5.0 (31件のレビュー) Amazon.co.jp ランキング: 6104位
主人公の男の子は、衝動性や多動性、注意集中機能に問題がある軽度の発達障害児のように思えます。発達障害の子は、もともと脳の成長がアンバランスなだけで本人に落ち度は何もないのにも関わらず、周りの認識が浅くて常に叱責の対象になってしまいます。叱られ続けるうちに、少しずつ自分が好きでなくなってきたり、自分への評価を自分で下げてきてしまったりするようです。
たった一枚の、頭をしぼりにしぼって書いた短冊、そしてそれがもたらしてくれた教師と母親の抱擁、その程度のことがどれだけ子どもを救うのか、どれだけの自信を与えてあげられるのか、「ぼく、もっとええ子になります」と自然に思わせてあげられるのか。
医学的にもとても深い示唆を与えてくれる秀逸な本です。
ラジオでこの作品を紹介してて、その時すでに半泣き状態でした(笑)幼少期、いや現在の自分にシンクロする部分があったからかも知れません。早速本屋で「おこだでませんように」って本ありますか。とちょっと恥かしながら聞くと、すぐに持ってきてくれました。最近子どもの虐待が報じられる中、被害にあってる子供達もこんな願いを持っているのかと思うと、いたたまれない気持ちでいっぱいになります。とにかく自分にとってはこの夏の一服の清涼剤になりました。
小学校で教員をしています。子どもたちに読んでほしい本を探しに書店に行き、何気なく手に取ったところ、とても切なくて立ち読みしながら泣きそうになり、すぐに買い求めました。
家に帰ってから読むと、号泣してしまいました。
先生やお母さんから、少しタイミングが悪いばっかりに、叱られている男の子。自分の言い分を伝えるともっと叱られるからと、悔しいのをこらえて黙っています。そんな彼が七夕の短冊に書いたお願いごとは、「おこだでませんように」。それを見た先生は涙ぐみ、いつも自分が叱ってばかりいたことに気付き、家庭にも電話で話をします。
主人公の男の子と、私のクラスにいる数名の子の姿、自分の昔の姿が重なり、涙が止まりませんでした。私も口下手で、なぜ問題とされる行動をしてしまうのか、大人に伝えられないままに叱られている子どもでした。教員となった今、かつての自分と同じ立場の子に、私は十分に話を聞いていたでしょうか。余裕をなくして、つい小言ばかりが増えていました。先生の気持ちも、男の子の気持ちもどちらも痛いくらい分かります。
日常的に子どもと接するすべての人に読んでほしい絵本です。
学校で働いています。
以前,低学年の担任が教室で読んだところ,出だしの部分でいつも怒られている男の子が「あ,ぼくもだ!」と声を上げたそうです。
自分も読み聞かせをすると,子どもたちの中から「ぼくも怒られる!」「わたしも!」という声をたびたび聞きます。
そして,その後には必ず誰かが図書室から借りています。
怒られる自分と重ね合わせているのかなと思うと,なんだか切なくなったり・・・。
決して派手な本ではないのですが,やはり子どもたちの心に響くものがあるようです。
そして,別な意味で大人にも・・・
読むたびに,日々の自分の言動を考えさせられます。ついつい怒っちゃうんですよね。
でも,誰だって怒られるのはイヤなもの。
時には怒らなきゃいけないこともあるけれど,もっと子どもたちの思いに寄り添ってあげられたら,そしてもっと上手に子どもたちにいろんなことを伝えていけたら,と思います。
私は子供もいないですし、結婚予定すらありません。
自分で言うのもどうかと思いますが、生意気な20代でめったに泣かない性格です。
けど、これを読んで泣きました。
キッカケは本屋で『おこだでませんように』という不可解なタイトルを見て、“なんだコレ?”と思いつつ、立ち読みしたことから。
本を開けた瞬間は、“書き方が説明的で絵本としては駄作だな”と思いました。
それがページをめくるにつれ、いつの間にか主人公の世界に入ってしまいました。
読み終えたときには不思議と胸が熱くなり泣いていました。
“なんで泣いてんの?オレおかしくなったか?”
と自問自答し、思わずアマゾンのレビューを見ました。泣いてるのが自分だけでないことに安心。と共に、レビューを見てまた思い出し泣きをしてしまった。
何をしても駄目だった幼少期の自分を思い出して。
そして、何をしても怒られている甥っ子を思い出して、自分は泣いたのだろうか。
大人向けの重みのある絵本でした。
最後に一つ疑問が…レビューを拝見していると、これを見て“おもしろい”と感じる子供が多いようで驚きました。どこに、おもしろさを感じるんでしょう?自分の気持ちを代弁してくれていることでしょうか。疑問なので、どなたか解説を頂けると有り難いです!



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